アロマディフューザーの選び方

本文はアロマデフューザーについて説明するのですが、その前にアロマテラピーの基本的な方法を先にお話ししておきます。その方がアロマデフューザーを選ぶ際にも役に立つと思います。


アロマテラピーで最も基本的な方法となるのは、前述の通り、鼻から精油の香りを吸って神経に働きかける直接吸入です。直接吸入は、精油を数滴ハンカチなどに含ませてから直接嗅ぐのですが、最近では蒸気吸入が人気になってきています。


一般的な蒸気吸入は、熱湯を入れたカップなどに精油を数滴入れて、上ってくる蒸気を吸入します。蒸気吸入式のメリットは、室内加湿や空気浄化も同時に行える点で、それで人気が出ているのかもしれません。


そしていろいろなアロマテラピー器具などを使う人も増えてきたわけで、ポピュラーなものになってきたのが、アロマポット、アロマキャンドル、そしてアロマデフューザーです。これら使って部屋中に香りを満たしていけば、ある程度広いリビングでも利用可能です。


スプレーを使う人もいます。この場合は無水エタノール（6ml）に精油、精製水を加えた芳香スプレーが使われます。スプレーのメリットは場所を選ばずに気軽に利用できることで、気分転換や目覚ましにも有効です。


オイルマッサージは専門店で行うことが殆どです。精油を希釈した専用のマッサージオイルが使われ、身体をマッサージすることで皮膚から成分を浸透させていきます。マッサージ効果も加わるので、精神面の癒しに効果的です。


入浴（沐浴）法は、湯船にぬるめの湯を入れて、精油を数滴落とします。精油は湯に溶けず、皮膜状態で湯面に浮くので、芳香浴に加えて皮膚からの吸収も行えます。蒸気吸入であるアロマデフューザーの場合は使い勝手がいいのでポピュラーな存在になってきており、その分いろいろな種類の製品が登場しています。